2006-06-28 堀江敏幸『河岸忘日抄』 読書日記 主人公の心は戦争へも向かう。おそらくはイラク戦争あるいは終結後のイラクでの小規模戦闘のことだろう。内へ向かっていた意識が、外へ、しかも今の彼がいる状況とは正反対の状況へと向かう。