2006-10-30 小島信夫『月光|暮坂』 読書日記 「落下の舞」。小島と同一人物らしい語り手の出身地である岐阜に住む男から一通の手紙が届く。そこから、語り手の意識は同郷の森田草平の話となり、草平忌での安藤芳流という文芸噺家の話になり、その手紙をよこした高田米吉氏の話になり……。さて、どうなる?