わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』

 九十歳を迎えた主人公は、せっかくのうるわしき処女との一夜を、何もせずに過ごす。以後、彼はその処女に恋するようになる。
 九十歳と十五歳。コラムニストと女工。買春する男と売春する女。そんな、意外な組み合わせの純愛、ということだろうか。