2006-12-05 ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』 読書日記 九十歳を迎えた主人公は、せっかくのうるわしき処女との一夜を、何もせずに過ごす。以後、彼はその処女に恋するようになる。 九十歳と十五歳。コラムニストと女工。買春する男と売春する女。そんな、意外な組み合わせの純愛、ということだろうか。