わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

毎朝むずかる/今ひとつわからない

 六時四十分起床。三輪日帰り参詣で疲れたのか、目覚めが悪い。五分ほど布団の上で朦朧とし、何度か深呼吸をしてようやく起き上がることができた。しかし一度起きてしまえば身体は機敏に動く。
 身支度を終え机に向かい仕事をはじめようとすると、毎朝のことだが花子がむずかりはじめる。十分ほど相手をすると落ち着いてくれる。どうやら花子、ぼくが仕事をしているのが気に入らないらしいのだ。
 十時、外出。雲は厚いが陽射しはそれを突き抜けて地面を照らす。歩きはじめるとすぐに汗ばみ、ジャケットの裏地に半袖を着たので生肌で接している腕がペタペタと張り付く。実際は張り付いてなどおらず、ただ汗で蒸した袖の中がそのように感じるだけなのだろうが、不快なことにかわりない。しかし心地よい風が、汗をかいていることをふと忘れさせてくれる。
 十一時、赤羽橋の某システム会社へ。某社ウェブサイトの件で打ち合わせ。
 十三時、帰社/帰宅。午後からは某食品メーカーのパンフレット、打ち合わせをしたウェブサイトなど。何度か麦次郎に呼ばれた。ぼくを呼んでいるのか、花子を呼んでいるのか今ひとつわからない。
 十九時過ぎ、仕事が落ち着いたので日の暮れた善福寺川を、蚊を避けるために一本だけ川より外側の道を選んで散歩。厚い墨色の雲の中に、ほっそりとした上弦の月がおぼろげに光を放つ。中学のころ、塀から落ちて下にあった牛乳瓶にアタマをぶつけ、三日月型のハゲができてしまった友人のことを思い出した。
 夜は義母がつくってくれた鯵の南蛮漬けを食べた。