わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゴロゴロと雨音/木槿とサルスベリ/おじいさん先生

 花子、グースカと眠っているぼくの横にいるだけでゴキゲンらしい。枕元でゴロゴロと喉を鳴らす、その音で目を覚ました。ゴロゴロにまじって、かすかに雨音が聞こえる。梅雨ももう終わりだろう。有終の儚さをわずかに含んだ七月下旬の散漫な雨に、花子も何かを感じ人恋しくなったのかもしれない。七時起床。
 八時には雨も止んだ。身支度を済ませ、仕事。某生命保険会社のキャンペーン。グニャグニャとアイデアを書き散らしていたら、突然一本のスジが見え、たちまちまとまりはじめた。と思ったら細部があちこちゆがんでいる。
 昼食は肉納豆丼。詳細別項。
 午後も仕事。十七時ごろ、一旦終了に。「笑点」を観て失笑してから小一時間ほどカミサンと散歩。あちこちの家の庭で、木槿が呑気そうに花開いている。形だけを見ると不思議と南国めいているのだが、藍をおびた紫に白、あるいは藍色がかった朱という色彩は東アジアらしさを強く感じる。中国原産だったはずだ。カミサン、サルスベリの花を見つけた。不思議な花。濃いピンクが咲きながら散開しているように見える。花開けば、あのツルリとした木肌は隠れてしまい、すぐにはサルスベリとわからなくなる。
 夕食はゴーヤチャンプルー。録画しておいた話題の深夜ドラマ「おじいさん先生」を見ながら食べた。大人計画の企画。おじいさん先生を演じるピエール瀧は、いったいどこに向かっているのだろう。爆笑。ほか、「新日曜美術館」の靉光特集など。現物も何度か観ているので、特に感想はなし。