八時起床。また夏の陽射しが戻ってきたが、空の表情に夏の厳しさはない。モクモクと、成長期の末は相撲取りかと言われている大柄な子どもみたいな育ちっぷりの入道雲はなりをひそめ、薄く引いた綿のような雲がまばらに広がっている。
午後よりカミサンと恵比寿へ。カミサンがお世話になっている画廊「ギャルリカプリス」に、「なまけ猫曼荼羅レプリカ」など納品。オーナーのN氏とすこし話す。どんな大御所でも、まじめに個展をつづけないと客が離れるらしい。気の緩みをお客様はするどく見抜くという。N氏、とある大御所猫画家さんを例にこの話をされていたが、これはカミサンへの叱咤激励と見た。カミサン、気が抜けているわけではないが、今年は正念場だよとN氏は言いたかったのだと思う。
五反田へ移動。激安の殿堂「TOC」へ。愛用していたニューバランスのサンダルがボロボロになってしまったので、新調するのが目的。「ABCマート」のアウトレットショップで、サンダルではないのだが夏のタウンでもアウトドアでも（めったに出向かないけど）重宝しそうな、限りなくサンダルに近いスニーカーを購入。Amazonでは8,000円以上するが、5,000円くらいで手に入れてしまった。うれしい。ありがとう、ABC。カミサンは「ロンドン」でアディダスなどのTシャツ3枚を、1枚分の値段以下でゲットしていた。ありがとう、ロンドン。
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十七時ごろ、帰宅。夕食は鶏モモ肉のパン粉グリル。「24時間テレビ」は見ず、テレ朝の「お笑いネタ祭り」で爆笑しながらお腹いっぱいに。「24時間」、心意気は評価するがタレントに支払われるギャラの推定金額と募金のバランスのことなど考慮すると、どうしても見る気になれない。新潟の地震の際も、日テレ関連は避けて別の信用できる団体に募金した。日テレはもっと効率のよい募金手法を考えるべきだ。善意と視聴率競争を同じ皿の上に乗せてはいけないと思う。
