2008-02-06 古井由吉『白暗淵』 読書日記 「糸遊」。老いた者の日常に潜む幻覚、すなわち、生死の境。あの世からの声やサインは、容易に聞くことができる。これまたひとつの境地、到達点ととらえるべきか。