確信を出発展にした認識論や存在論の行く末にあるのは相対主義。フッサールは相対性の危機を、「知覚という『確信の内部性』に環帰するところから出発して克服しようとした」と小阪は分析するが、その結末は陳腐で夢想的な理想主義でしかない、と批判する。
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そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで (講談社+α文庫)
- 作者: 小阪修平
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ガイドブック 哲学の基礎の基礎―「ほんとうの自分」とは何なのだろう (講談社プラスアルファ文庫)
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