わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2015-08-23から1日間の記事一覧

後藤明生『この人を見よ』

中野重治は芥川龍之介を軽視していた? うーむ…。 この人を見よ 作者: 後藤明生 出版社/メーカー: 幻戯書房 発売日: 2012/07/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (16件) を見る 後藤明生の作品はこちら。Kindleでどんどん旧…

戸田山和久『哲学入門』

第3章「情報」。コミュニケーション/通信という視点から、情報とは何かを探っている。その考え方/手法がユニーク。情報理論を、情報の持つ意味(伝達すべき内容ってことだね)をバッサリと切り捨ててその量のみに着目し、数学として数式化したうえで論じる…

それでも夏はだらだらとつづく

六時十五分起床。曇天。秋の涼しさ。 午前中は掃除を済ませてからウォーキングへ。昨日よりやや短い6.9kmを1時間で。朝の涼しさのつづくことを期待していたのだがそうはならず、真夏の強い陽射しこそないものの、真夏なみの汗のかき方に辟易しつつ歩いた。昨…

戸田山和久『哲学入門』

第2章「機能」。意味、目的、そして機能は、実は似ているという考え方からスタート。なるほど、確かに缶切りという言葉の意味は「カンヅメを開けるための道具」だそ、缶切りの目的は「カンヅメを開けること」、そしてカンヅメの機能も「カンヅメを開けるこ…