深夜、目覚めると異様にアタマが冴えているときがある。実際に冴えているわけではなく、単に感覚だけが鋭敏になっているだけで、おそらくこんなときにモノを考えても、ろくなアイデアも浮かばぬだろうし筋道だった考えもできないのだろう。が、意識だけははっきりとしている。ところが冴える意識を押さえ込むようにして布団に潜り、寝るぞ、と思うと、すぐに眠れてしまう。気付けば朝だ。あと五分で目覚ましが鳴りはじめる、というタイミングで、必ず目が覚める。このときは、意識の冴えは感じない。もう少し寝たい、そう思うだけだ。こんなことが、ここ数日つづいている。春の訪れと関係あるのだろうか。六時起床。
午前中から外出。霞ヶ関へ。陽は明るく温かだが、北風がそれをぶち壊す。外務省前の桜並木はつぼみを膨らませ咲くタイミングを推し量っているようだが、これほど冷たい風が吹くようでは、花開くタイミングをうしろへうしろへとズラしたくなってしまうのではないか。今年は暖冬、開花も早いと聞いているが、実際のところはどうなのか。
十三時三十分、帰社/帰宅。某IT企業PR誌、某ユニフォームメーカーカタログ企画など。
夜はアジを食べた。
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