わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉「やすらい花」

「新潮」8月号掲載。一年くらいつづいたかな、連作短篇の最終話。ひとまず前半だけ読んだ。
 鎮花祭、というのがあるらしい。花を鎮める。散る花に厄災の影を感じたゆえのならわしらしいが、くわしいことは、作品からはよくわからない。
 そういえば、伊藤比呂美ねーさんが『仮往生伝試文』を読んでいるそうな。あの作品は、現代日本文学のひとつの到達点。孤高の到達点。

新潮 2009年 08月号 [雑誌]

新潮 2009年 08月号 [雑誌]

仮往生伝試文(新装版)

仮往生伝試文(新装版)