冷やし中華とそうめん - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　七時起床。晴れ。新聞を取りに行ったら蝉が側頭部にぶつかった。夏らしい朝がようやく来たか、と思いつつ外に出てみると、雲の広がり具合も風の流れ方も冷たさも、どこか秋めいている。もう八月も十五日、残暑といっていい時期である。本格的な夏が来る前に、秋の兆しが見えちまったか。拍子抜けた感じのまま、朝の空気を深呼吸してみた。秋の空気だ、と言われれば、そう思えるような空気だった。
　とはいえ、数時間もすれば夏らしい暑さにたちまち襲われる。午前中は、流れる汗をこまめに拭きながら掃除に精を出す。愛用するミーレの掃除機は重ためだから夏は特に体力を使うかと思っていたが、意外に取り回しはよく、吸引力も高いので怖れていたほどは疲れない。
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　冷やし中華とそうめん、という馬鹿みたいなメニューで昼食。
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　午後からは仕事。今日も下着のことばかり考えていた。
　夕食はグリーンカレー。できあいのソース（ペーストではなく、すでにココナッツミルクで溶いてあるソース）を使ったら、アホみたいに簡単にできた。ちょい辛。明日の朝、尻が心配。
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