寿限無 - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　六時起床。雨。外は寒いようだが窓に貼った断熱シートが効いているようで、部屋の中は少々寒々しいものの身を縮めるほどの冷たさは感じない。
　書斎にこもって仕事。某ハウスメーカー企画など。
　夕方、並川歯科医院へ。先日突然すっぽりと取れてしまった治療済みの虫歯の詰め物をつけていただく。並川先生は立川流の落語家でもある。十二月に荻窪のカフェ「6次元」で独演会をするのだそうだ。都合がつけば見に行くつもり。「六次元」なる店名にいちばん合うネタは何かと考えたら、やっぱり寿限無しかないということになったらしい。小学校の「学校寄席」で寿限無をやると、一昔前は生徒たちで大合唱になってしまうことが多かったそうだ。納得。ちなみに並川歯科医院には、談志師匠の色紙がある。「歯が痛てえだと、ゼイタクいうんじゃねえ」みたいなことが書いてあったはずだ。