わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堀江敏幸『回送電車』

 ウンコするときトイレに長時間入っているのはついついリキんでしまうので痔によくないらしい。そこでここ数週間はストップウォッチをトイレに持参し、5分(5糞?)以内に排便を完了するようにしている。そうなると、習慣になっていたトイレで新聞を読むのはかなり難しくなる。だが超短編・掌編のエッセイか小説なら読めるかな、ということでここ数日時間を計りつつウンコしながら読んでいるのがこの作品。短いがピリッとしたエッセイは、尻がピリっとしたら困るのだけれど、一篇五分で十分読めるのがいい。

回送電車

回送電車

回送電車 (中公文庫)

回送電車 (中公文庫)

一階でも二階でもない夜 - 回送電車II (中公文庫)

一階でも二階でもない夜 - 回送電車II (中公文庫)

一階でも二階でもない夜―回送電車〈2〉

一階でも二階でもない夜―回送電車〈2〉

堀江敏幸の作品はこちら。『河岸忘日抄』は大傑作だがちょっととっつきにくい。おすすめは『雪沼とその周辺』『いつか王子駅で』『めぐらし屋』あたりかな。