わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

頭痛か背部痛か/薄っぺらな闇

 結局日付が変わるくらいの時間まで仕事していたせいだろうか、目覚まし時計を枕元に置き、アラーム時間を六時三十分でセットしたのは覚えているが、時間あわせをしただけで肝心のアラームスイッチをオンにしなかったらしく、それが原因で、と言い切れなくもないのかもしれんが七時過ぎまで寝てしまった。頭痛持ちで寝すぎるとその日一日、延々とアタマがガンガンするので六時間以上はなるべく寝ないようにしているので寝坊した朝は少々心配になるのだが、どうやらそれは杞憂だったようで、アタマのほうは一日すこぶる快調。土曜日だけれど仕事をしていたが、頭痛で遅々として進まず、ということはなかった。ただ、左側の肩胛骨の下あたりが、寝違えたのか、それとも凝りすぎてなのかはよくわからんが、痛み出している。疲れてくるとよく出てくる症状。たっぷり眠れば治るのかもしれんが、そうすると今度は頭痛が心配。
 七時起床。すっかり春。風の強さも春。木蓮が花開きはじめている。桜も近いか。梅はかなり散っている。桃も盛りは過ぎたようだ。
 午前中は掃除。午後から仕事。某カード会社企画。おおまかなアイデアは金曜中に出しておいたのであとは形にするだけの状態。夕方にはなんとか目処が立った。ひきつづき、某官公庁ポスターに取り掛かる。
 十九時過ぎ、カミサンと散歩へ。日が暮れてしまうと、季節の移り変わりのころの微妙な変化はたちまち闇に紛れて見えなくなる。あちこちから漏れた灯りにうっすらと照らされた都会の薄っぺらい、とても闇だなんて呼べなさそうな闇でも、玄妙な季節の片鱗を隠すには十分なようだ。季節と季節の端境で、仕事が仕事がとつぶやきながらうろつくうちに迷子になった。そんな気分に陥りかけた。
 夕食は野菜炒め。落ち着いたら何か、凝った物をつくりたいなあ。