わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堂々めぐり

 熱帯夜は眠りが浅くなる。エアコンを入れたところで、身体は冷やされ汗は引くものの、不思議と眠りの浅さは変わらない。温度の高低におよそ関係のないところで意識がいい加減に浮き沈みし、猫が鳴いただの、自動に設定してあるエアコンの風力が変わっただの、自分が寝返りを打っただの、小さなきっかけで目は覚める。浅い眠りでも数日くらいなら十分に堪えられるのだが、何日もつづくと四十を過ぎた身体にはかなり酷で、活発に活動をすべき時間帯、まぶたの重さに意識が負けそうになることがある。これでも、極小だとはいえ広告の企画制作の業務を通じて社会を動かすパーツとして機能している自負があるから、そのまま寝てしまう、というわけにはいかない。ならば夜寝ればいいのだろうが、熱帯夜は眠りが浅くなる。エアコンを入れたところで、身体は冷やされ汗は引くものの、不思議と眠りの浅さは変わらない。温度の高低におよそ関係のないところで…と堂々めぐりになってしまう。今朝はそのツケがまわってきたらしい。六時起床。三十分の寝坊だ。もちろん致命的なミスにはならないのだが。
 某交通機関キャンペーン、某小売店DMなど。
 十三時三十分、小石川へ。某案件の打ち合わせ。播磨坂の蝉時雨に圧倒された。植物園にいったら、こんなものではないのだろう。
 十六時、帰社/帰宅。あとはひたすら書斎で作業。
 夜、デザイナーT氏から電話。連絡事項のはずが、四十五分の長電話になってしまった。

長電話 (1984年)

長電話 (1984年)

芋たこ長電話 (文春文庫 (153‐23))

芋たこ長電話 (文春文庫 (153‐23))