わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

水なのに島/アフリカへの募金

 六時二十五分起床。あまり寒くないな、とつぶやきながら身支度。だが、窓や玄関ドアの結露の量は多い。びっしりと細かな汗を掻き、ところどころでその汗の粒と汗の粒とがつながりあって、大きな、島のような粒をつくっている。水なのに島とはおかしなたとえだが、じっと結露を見ていると、窓ガラスや桟のほうが海で、水滴のほうが島や陸地に見えてくるからフシギだ。
 善福寺川沿いを、源流に向かって7kmほど走る。今日見かけたのは、ハシブトガラス、スズメ、カワウ、シジュウカラコゲラ(声だけ)、ハクセキレイセグロセキレイキセキレイコガモカルガモキンクロハジロマガモツグミムクドリヒヨドリカワセミ。やはりツグミが増えている。だが、間もなく渡ってしまうのだろう。
 カミサンが、冷蔵庫が壊れたという。ここ数日、冷蔵室の効きが悪かった。長時間ドアを開けっ放しにしたりモノを詰め込みすぎたり、ということがあったので故障とは思っていなかったが、あれから二日経っても中が冷えないのだからこれは故障だ。まだ購入して四年程度で壊れたか。修理代はいくらになることやら、とビビりながらメーカーに電話したところで、購入した量販店の五年間保証サービスに加入していたことを思い出した。おそらくタダで直せるだろう。うれしい。
 仕事。某財団企画。
 十六時、新宿へ。新たに某財団の理事や評議員になる某ベンチャー企業の社長と役員、そしてその財団の事務局長と合流。しばらく雑談めいた打ち合わせをしてから、財団の理事会に同席する。といっても、ぼくが登場したのは開始後しばらく経ってから。年間事業計画の企画にたずさわったので、その部分の理事向けプレゼンのみ立ち会った。ベンチャーの社長はぼくより年下なのだが、ほかの理事はみな七十歳以上のお年寄りばかり。長老の集まりのようで、異様な雰囲気だった。気むずかしさと呑気さ、こだわりと投げやり、集中と恍惚、さまざまな相反する要素が錯綜していた。
 終了後、小腹が空いたので小田急の地下にある立ち食い蕎麦屋へ。きつねそば680円。立ち食いとしては超高価だが、味は非常に気に入っている。
 つづいて京王のよこっちょにある坂道を上がったところにあるAVEDAの直営店へ。男性用シャンプーを買おうかと思ったがやめて、切れかかっていたいつも使っているコンディショナーだけ購入。接客してくれたショートボブのおねーさんがかわいくて感じよかったが、手がとても荒れていたのが気になった。AVEDAは自然由来の素材しか使っていないはずだから荒れないはず。ということは、前職で手が荒れてしまって、ここに転職したということ…だろうか。わからない。
 新宿駅西口で、アフリカ系の大学生らしい女性が、アフリカの子どもたちのための募金活動をたった一人でしていた。募金したかったが、人の流れに押されて近寄れなかった。だが、それはおそらく言い訳だろう。積極性が足りなかったのだと思う。反省。
 今日の理事会で募金の話が出たことを思い出した。アフリカの子どもたちに元気に育ってもらうための募金と、日本の子どもたちが日本の将来を安心して任せられるようにより健全に育ってもらうための募金、どちらも大切なはずだが、お金を集めやすいのは前者だ、とベンチャーの社長が言っていた。だが、その前者に相当するはずのこのアフリカ系女性の活動は、ほとんどの人から黙殺されている。
 ユニセフ
 国境なき医師団

アフリカ 苦悩する大陸

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ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄

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アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!―…でも、愛してる(涙)。 (幻冬舎文庫)

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アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)

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