わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

奇妙な寝覚め

 奇妙すぎて書きたくない、そんな夢で目が覚めた。床についてからまだ一時間半ほどしか経っていない。脳が興奮していたのだろうか。それとも一気に、駆け抜けるように深い眠りに落ちてからもう一度浮かび上がり、その途中、終わり間近で見た夢だったのだろうか。わからない。目覚めてからしばらくは、呆然としていた。慌ててカミサンや猫たちの所在を確かめようとした。そんなことをせずとも、みんな眠っていることにすぐ気づき、水をコップに一杯ほど飲んで気持を落ち着かせてから、長い小便を済ませ、もう一度寝た。
 三時半、花子にゴハンをせがまれ起床。すぐに眠るが、今度は五時半に目が覚めた。花子が枕元をうろうろしている。もう起きようかと思ったが、慌てて起きてどうする、と実は忙しいにもかかわらず、暇をもてあます人のように独り言を小さくつぶやいて、あと三十分、と自分に言い聞かせ、目をとじた。だが三十分どころか十五分で目は覚め、意識も妙に明瞭となり、ああ、朝日が昇る感覚だな、と見てもいない今朝の朝日を思い浮かべながら、起床。早速窓を開けてみると、家々の屋根の上に薄曇りの灰色の空がのっぺりと広がっているのが見えた。午後からは雨が降るという予想を昨夜見た。朝日は見えていないのだろうな、と思った。
 午前中は四ッ谷にある某企業にて打ち合わせ。その後、新宿へ移動。資料集めのために、小田急、京王と百貨店のレディスファッション売り場や化粧品売り場などをうろついた。さぞかし妖しかっただろうなあ。
 十五時すぎ、帰社/帰宅。メールに返信をして資料を整理していたら、あっという間に夜になってしまった。