わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

田中慎弥「燃える家」(15)

「群像」1月号掲載。教師拉致暴行計画はついに実行に移されるが、徹は土壇場で……。信仰、善悪、権力。何も信じられない時代だからこそ無意味なことをやらなければならないという想いと、何も信じられない時代だからこそ何かを信じなければならないという想い。そんな、奇妙な対比のすき間から生まれるストーリー展開。

群像 2012年 01月号 [雑誌]

群像 2012年 01月号 [雑誌]

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