五時五十分起床。体は軽くすっきりと冴え、寝覚めはよいのに、なぜか布団の上で上半身だけ起こした上体で、数分間だけだが呆けてしまった。今日の予定は、と先のことを考えているうちに、二度寝しかけたらしい。
十時、小石川へ。早く来すぎた初夏の陽気に体がじっとりと汗ばんでいる。葉桜。桜吹雪が汗で湿った顔に当たる。花びらが貼り付いてしまうのではないか、といらぬ心配をした。貼り付いたら取ればいい。風流だと思ったらそのままにしておけばいい。それだけの話だ。二本ほど打ち合わせ。
「てんや」で天丼を食べてから帰社／帰宅。とっとと作業開始。アイデアは湧く。頭もひとまずは冴えている。問題は時間だな。どうやってつくるか。
