あまちゃんの風 - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　意外に目覚めがよかったのは、昨夜は日付が変わる前に（たとえ一分を切っていようと、日付が変わる前であることに変わりはない）布団に潜り込むことができたからか、それとも猫にさほど（一度も、ではない）起こされることなく熟睡できたからか。トイレには二度起きた。寝る前に白湯をがぶ飲みしているから仕方がない。六時起床。
　新聞を取りに外へ出ると、冷たい風が吹き荒れていた。強さ厳しさはさほどではないが、肌に受ける感覚は鋭く、文化祭を過ぎ、そろそろ厚めの上衣を用意してもいいかと悩む頃に、ちょっと薄着過ぎたか、風が冷たいと後悔する時、あの時によく似ている。だが、まだまだあまちゃんだ。
　仕事。某保険会社のDM。テーマが難題で、延々と苦戦。アイデアを出すことよりも、アイデアを出すために必要な情報を集めることに時間の大半を奪われた。
　夜は食事をしながら、録画しておいた「花のズボラ飯」を観た。原作を読んでいるカミサンが、かなりアレンジしていると言っていた。原作では飯つくって喰って、だけらしい。過剰演出か。でも、そうでもしないとドラマ化は無理ってことかね。倉科カナは好きだしズボラ飯レシピも好きなので、次回も観よう。