わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

タラタラと身支度をするのが

 五時四十分起床。最高気温三十四度という予報だが、朝のうちはそれを予感させるほど暑くない。とはいえ朝日は強く鋭く、眠るな、起きろと強く叱られているような気分になる。まあ、もう起きているわけだが。タラタラと身支度をするのが後ろめたくなる。そんな朝日だった。

 仕事。朝から某飲料会社の案件。十時半、銀行へ。事務処理。暑いが汗が止まらないというほどではない。昼食用のパンを買って帰宅すると、マンションのゴミ集積所の前の道路にシュレッダーゴミがたくさん散らばっていた。ウチが今朝出したものだ。回収の際なのか、それより前なのかはわからないが、ゴミ袋が破れたらしい。このままにはできないので、家からコードレスのスティック掃除機を持ち出し、可能な限りゴミを吸い取った。十分間ほどの作業だったが、汗だくになった。これだよこれ、これが真夏だよ、という気分。

 午後は書斎にこもってひたすら作業を続けた。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は記憶を歳月を夢は彫るか(71)」(「群像」2024年7月号掲載)。今回は共感できる考え方がいつもより多い気がする。