最近、adidasが展開しているランナーをターゲットにしたシリーズ広告(https://www.facebook.com/adidasJP?fref=photo)。週末ランナーなので興味深く見ている。3枚とも、PCの壁紙にしたい。ちょっと小さいのでムリなんだけどね。
広告・販促業界では「インサイト」というキーワードが盛んに叫ばれてるが、こういう自己陶酔的な矜持に訴える「浸れる共感」もインサイトの一種なのかな、と思ったり。単純に「私のブランドの商品、いいですよ」というメッセージではなく、「(別にうちの商品使わなくてもいいから)走ろうよ。走るってすばらしいよ」と訴えかける姿勢は、今後のマーケティングにおけるひとつの大きな流れになってくるのかも。
さらに発展させると…CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)という考え方も広がりつつあるが、「自社商品で社会貢献」ではなく「社会貢献の先に自社の利益がある」というスタイルこそ、真のCSVなのかな。そんなことも考えた。この広告の場合、最終的にはadidasのファンになって、シューズやウェアを買ってくれるかもしれないから。
つい最近、某企業のCSR/CSV広告のコピーを書いたばかりなのだが、もう少し何かできたかな、なんて、この広告を見て強く思っている。うーむ…。
ちなみに、ぼくが愛用しているランニングシューズもadidas。Boston 4という、1kmを5分で走るくらいのレベルの人のために作られた、軽量で安定性の高いモデル。残念ながら今は廃盤で、高反発素材を使ったニューモデルにリプレースされた。
[アディダス] adidas adizero Boston boost M29704 M29704 (インフラレッド/インフラレッド/ブラック/27.5)
- 出版社/メーカー: adidas(アディダス)
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[アディダス] adidas adizero Boston boost Wide M18816 M18816 (ランニングホワイト/ブラック/インフラレッド/27.0)
- 出版社/メーカー: adidas(アディダス)
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