書斎で小便を漏らす夢を見た。六時三十分起床。晴れ。三月らしい微かな冷え込みはあるのだが、わずかに朝の陽射しの暖かさのほうが勝っている、と肌と目で感じる。この感覚を、春めいたというのかもしれない。この程度の冷えなら、騒ぐ老猫・麦次郎を外廊下やベランダに出してもさほど不安にはならない。麦次郎をだっこしたままベランダに出す。黄色く明るい陽の光に目を細めながら、ゴロゴロとのどを鳴らしていた。
コジコジのカゴを掃除する。昨夜、寝る前に妻がゴハンを足しておいたせいだろうか、今朝はほとんど怒らない。朝の空腹はトリを凶暴にするようだ。ならば、ゴハンを与えさえすればよい。だが、与えすぎには注意が必要。
午前中は掃除。パンで昼食をとり、午後は外出。妻と三鷹市美術ギャラリーで開催されている「根付 ~江戸と現代を結ぶ造形~ 展」を観た。
吉祥寺へ移動し、買い物を済ませて帰宅。
夕食は東急百貨店で開催中の北海道物産展で買ったステーキ弁当とホタテ弁当を二人ではんぶんこして食べた。