六時起床。雨。仕事は落ち着いているので働く必要はない。終日家でのんびり、と決め込むことに。とはいえ、午前中はひたすら掃除。
午後から、Amazonで無料になっていた映画「寄生獣」を観てみた。原作にはあまり馴染みがないのだが、寄生生物と地球環境という視点からアクションにつなげていくという骨格とCGによるリアルな表現がおもしろかった。ただ、細かいところで「そうなの?」は多かったかな。長編コミックの映画化はそれくらい困難を伴うということなのだろう。完結編では、新井浩文とピエール瀧の名演を味わえた。
寄生獣 新装版 コミック 全10巻完結セット (KCデラックス アフタヌーン)
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: コミック
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読書は古井由吉「雛の春」(「新潮」2019年7月号掲載)を半分くらい。作者本人らしき語り手が、淡々と入院体験を語っていく。老いた身、入院や手術への慣れ。視点はどんどん客観化していく。入院体験を語るモノローグの部分の描写力は圧巻だった。ちょっと真似できない。