わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

複雑な気分

 出産後に避妊手術をしたはずの花子が大量に子どもを産んでしまい不思議に思っている夢を見たのは、おそらく昨日、あちこちで大量の野良チビ猫を見かけたからだろう。街角で猫と出会えるのはうれしいのだが、できれば自動車が行き交いドウブツの命など何とも思わぬ人間も少なからず存在し、中にはいたずらと呼ぶには度の過ぎた行為に及ぶ愚か者までいるという過酷な環境の中を、多少は心優しい人間の保護や支援もあるのかもしれないが基本的には自分だけの力で生きなければならない野良猫は、これ以上増えないほうがいい。だから複雑な気分だ。四時、夢見の奇妙さに後味の悪さを感じつつ、枕元で騒ぐ花子にゴハンを与える。二度寝したら、今度は麦次郎がキャットショーに出ている夢を見た。通常のキャットショーはケージに入った猫を審査員が評価するのだが、麦次郎が出ていたのは猫たちが美空ひばりが出てきそうな感じの豪華なステージにぽいっと置かれ、そこにスポットライトが当たる、という現実世界では絶対にありえない形式だ。だが、キャットショーであることに間違いはない。ショーに出ている猫は飼い主から徹底的なケアを受ける。毛づや、健康管理、食事管理、ストレス。野良たちとは対極にある暮らしだ。これまた複雑な気分になった。
 六時起床。猫と鳥の世話を済ませてから、6kmほど走った。半袖では肌寒さを感じたが、数分経つとすぐに汗ばんだ。青梅街道に出て、住宅街を抜け上井草のガンダム像の前を通って杉並農芸高校前へ。馬たちは今日も元気だった。
 帰宅後、掃除を済ませてから仕事開始。たっぷり一日かかるかと思ったが、なんとか十五時ごろには終わらせることができた。事務処理で必要な契約書1通が残ってしまったが、これは印鑑証明だの登記簿謄本だのが必要だから、週明けに持ち越し。
 夕食は夕方に散歩がてら行ってきたクイーンズ伊勢丹のお刺身(トロサーモン、かつお、たぶん鯖)、カミサンがつくってくれたピーマンと粗挽き挽肉のきんぴら、長なすの揚げびたし大根おろしのせ。どれも美味。秋はめしが美味くてうれしい。