わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉『ゆらぐ玉の緒』

「後の花」読了。老いという現象が人を異次元にいざなう…作品後半は、そんな浮遊感が濃厚に漂う。

「道に鳴きつと」。世田谷にある語り手の自宅で、幻聴のように聞こえた時鳥の鳴き声。ウチの近所ではまったく聞かないなあ。珍しいところで、ウグイスくらいだ。

 

 

ゆらぐ玉の緒

ゆらぐ玉の緒

 

 

古井由吉の作品はこちら。

 

 

うろうろしたり居眠りしたり

 六時起床。雨。仕事は多少落ち着いてきたので、今日はオフにした。午前中は掃除。午後は吉祥寺のヨドバシでマウスを物色してみたが、心に響くものはなかった。バッテリーの問題を除けば、今使っているロジクールはすごくいいんだよね。夕方は歯科医へ。戻ってからは軽く読書。麦次郎の世話は断続的に。最近はよくオシッコを失敗する。そしてやたらと外へ行きたがる。コジコジはまだ換羽がつづいている。顔がツツンポだらけでおかしなことになってきた。

 夜はランニングへ。雨上がりの夜空のもと、あちこちで猫がうろうろしたり居眠りしたり。

 

 ↓握った感じや機能性はこれがよかったが、デザインがこのみではなかった。

LOGICOOL オプティカル ゲーミングマウス G300s

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↓国産メーカーは、握りやすいのだが店頭に置いてあったデモ機のボタンが壊れかけていたり本体が割れていたりしていたのを見つけてしまい、耐久性に不安を感じた。

 

 

 

鉛色の冬の空

 五時四十五分起床。鉛色の冬の空。午後には雨が降りはじめた。

 騒ぐ麦次郎と外に出ていっしょに善福寺川を眺めたり、コジコジをカゴから出して遊ばせたりはしたが、それ以外は仕事しかしていない。世間は二度目のプレミアムフライデーを迎えているはずだが、様子はさっぱり伝わってこない。

 いよいよ愛用のトラックボールがダメになってきた。細かな操作はトラボではできないので、これからはマウスにしようかと思っている。ロジクールの無線マウスPerformance MXを今は使っているのだが、バッテリーが持たなくて困っている。

 

 ↓これの旧モデルを使ってる。

 

二度、川を眺める

 五時二十分、麦に起こされる。うんこ出た、取れ、と命令している。トイレを片づけてもまだ鳴いているのでゴハンを与え、それでも騒ぐのだがしばらくほったらかして身支度を進めたが、やはり騒ぐので抱っこしてベランダから少しずつ明るく輝きはじめた空をいっしょに眺め、それでも騒ぐので外廊下で善福寺川を眺め、ようやく落ち着いてくれた。小一時間が過ぎた。

 コジコジはいつも通り。換羽はまだつづく。

 仕事。ひたすら仕事。とにかく悩みどころが多い。イラツキはじめたので座禅を組んでみたらどうだろうか、と十分ほどやってみたら、朝がいつもより早かったせいだろうか、居眠りした。

 掃除を済ませ、パン屋へ昼食を買いに行く。あたたかい。あちこちで桜がほころんでいる。そしてハナニラ

 昼食後も仕事。コーヒーブレイクを挟んで、夜まで仕事。

 夜の帳が下り切ったころ、麦次郎がまた騒ぎはじめた。外廊下で夜空にそまり黒く流れる善福寺川をいっしょに眺めた。

 夕食はアジをグリルで焼き、バルサミコをかけて食べた。うまし。

 

 

Alcenero(アルチェネロ) 有機バルサミコ・ビネガー 250ml

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今日の事件簿

  • 麦次郎ちょっとしつこいですよ事件
  • コジコジ出ないのか事件
  • ひたすらに、ただひたすらに事件
  • スロージョグのつもりが少しだけペースアップ事件
  • 鵜呑みにしたらあかんな主体的に判断せな事件

浄水器のカートリッジが切れたのでAmazonでポチった。

 

 

 

デビルイヤーは地獄耳♪

 五時四十五分起床。冬のような春の嵐の後の晴天に刺激されたか、朝から麦次郎がしつこくうるさい。三度も外に出した。

 午後から外出。打ち合わせまで時間があったので池袋西武の上の階にあるロフトでペンを買おうとしたのだが、結局何も買わず。別館で永井豪展(といっても物販イベントだが)をやっているのを知り、会場に行ってみた。等身大(原寸じゃないよ)のマジンガーやアニメ版デビルマンが、売り物として展示されていた。デビルマンはアニメのエンディングの時のように鉄骨に腰掛けているのが泣ける。

 後楽園で打ち合わせ二発。

 十八時過ぎ、帰社/帰宅。そして残務処理。仕事しながらコジコジを放鳥。まだ換羽はつづいている。

 読書はは古井由吉の『ゆらぐ玉の緒』を少し読んだ程度。あとは雑誌ばかりだった。

 

 

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f:id:catkicker001:20170328145145j:plainとか

 

 

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古井由吉『ゆらぐ玉の緒』

 そして花の記憶は幼少時代の空襲の記憶へ。恐怖や怒りという視点ではなく、そこにいるものの日常の一部として描かれる。たとえ破壊されても、生活がつづくかぎり、それはやはり日常であるのだ、と感じさせる、淡々とした描写。生活は終わらない。この視点や状況に対するスタンスは、「この世界の片隅に」に通じるものがあるかも。…って、映画は観てないけどね。原作はもちろん読んだ。

 

ゆらぐ玉の緒

ゆらぐ玉の緒

 

 

古井由吉の作品はこちら。