- 暑いねえ事件
- ゴハン15時事件
- みいおばちゃんは今日も元気事件
- カラダが脂と塩分を欲していた事件
▼眠そう
五時四十分起床。ひどい寝汗。気温より湿度にカラダがやられている。こんな状態でトイレに入ると、上半身を濡らしているのは汗ではなくて尿だったのではないかと、つい理不尽な想像をしてしまう。
仕事。午前中で某案件を終わらせる。午後は予定していた別の案件のスケジュールが急遽変更になってしまい、少しだけ余裕ができた。溜め込んでいた資料を一気に処分する。
夜、妻が義母(妻にとっては血の繋がった母だね)と電話で話している。わが家に届いた松屋銀座の石原裕次郎展のチケットをあげる、と妻は言っている。義母の世代にとって、ひばりと裕次郎は絶対的な存在だもんなあ。
「狂った果実」と言えば。
読書は堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(「群像」2018年9月号)の後半。エボナイト軸のぶっとい万年筆。ちょっとニヤリとした。
五時四十五分起床。気温はそれほど高くなさそうだが、昨日の雷雨の名残なのか、蒸し暑い朝。曇天。
終日、書斎にこもって仕事。葵、ウェットのフードばかり食べている。栄養バランスのいいドライフードにほとんど口を付けない。困った。でもまあ、食べるだろう。
夕方、図書館で資料を借りたついでに6kmほど歩く。やはり蒸し暑い。
夜、入浴中にヒゲをそったらカミソリでざっくり。こういうことが増えた。肌のハリがなくなってきているからだろうか。というわけで、カミソリを両刃からコレに戻すことにした。
シック Schick クアトロ4 4枚刃 チタニウム ブラックホルダー (替刃2コ付)
読書は堀江敏幸「二月のつぎに七月が(17)」。出会い、共時性。小さな出来事の小さな連鎖。物語性の希薄な物語。希薄だからこそ、ひかれる。
六時起床。暑くなるという気配が朝から濃厚。空の色が、すでに暑い。青という清涼感を感じるはずの色から熱を感じるということの、異常さ。色彩の無意識的な印象ではなく、「夏の空の青〜夏の暑さ」という勝手な連想を瞬時に行っているからではあるのだが。
妻といっしょに布団にころんと転がっていたら、葵がすたすたとやってきて、布団のまわりをぐるぐるしだした。
午前中はせっせと掃除。少し仕事。
午後、妻は友達と動物園に行くとのこと。ぼくは仕事と留守番。先日聞いた「伊集院光とらじおと」でカヌレの名店のその後を探る企画をしていたからだがカヌレが食べたくなり、近所のナチュラルローソンまで買いに行った。今までカヌレを美味しいと思ったことは一度もないのだが、ナチュラルローソンのカヌレはかなり美味しかった。偶然、ヘッタクソなカヌレばかり食べていたのだろうなあ。
夕食はお弁当で手軽に済ませ、久々にランニングへ。一カ月近く休んだ。ひとまずスロージョグで善福寺川、善福寺池をまわるのショートコースを、と思ったが、結局ラストは1km5分の、ぼくとしてはかなりのハイペースになってしまった。足は問題なさそう。ただ、踵がやたらとこすれた。ケガ防止用のインソールを入れていたので、その弊害というか副作用というか、だと思う。やはり、信頼できるメーカーの信頼できるコンセプトでつくられたランニングシューズなら、サイズ選びをきちんとすれば、インソールやシューレースを変えたりせず、そのまま履いた方がいい、ということなのだろう。それはそうと、21時スタートだったにもかかわらず、昼間並みの暑さだった。巨大なサウナの中を走っているような。
夜は秋の虫の声。気温は暑いというのに。
のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)
五時三十分、目が覚めてしまう。暑い。全身が脂っぽい。昨夜、イベリコ豚を食べたからか。イタリアンでではなく、自宅で、スーパーで買った精肉を調理して、であるが。
昨日は頻繁に電話が鳴りメールも次々と届き、腰を据えて作業できなかったが、今日は一転、静まりかえっている。腰を据えて、某案件に集中。
十六時三十分、美容室へ。二カ月ぶりに髪を切る。かなり短くしたが、それでも成人男性としては長い。グラボブ。美容室に向かう途中に空を眺めると、夏の雲と秋の雲が重なり合っているように見えた。メリハリのあるハッキリした雲の向こうに、薄くちぎれながらたなびく雲。
今朝の体の脂っこさに懲りず、夜はロースカツを食べてしまった。だが、全然太らない。西荻窪のお肉屋さんで買ったものだ。本当はチキンカツを狙っていたのだが、売り切れだった。
読書は、松浦寿輝「人外」(「群像」2018年9月号掲載)。少しオカルト的というか神秘思想的な気配が濃くなってきた。
▼変な姿勢でセキセイインコを眺めるシャム。
▼妻撮影(上の写真もだけど)。ぼくが書斎でコジコジを放鳥しているあいだ、葵は賢くドアの前で待っていたそうだ。