わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-04-16から1日間の記事一覧

西荻窪・さい炉

北口「ひごもんず」の通りを三分くらい歩いて左側。「どんぐり舎」のちょっと先。居酒屋。魚の種類が豊富。魚はもちろん、野菜も旬のものを、変に凝っていないシンプルな、しかしベストと思える調理法で味わわせてくれる。初ガツオ土佐造り、のれそれ(アナ…

山本昌代『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』

スが多い文体、と思っていたが、これも意図的だったのか。読み進めるにつれて、そのスが少しずつ埋められていく。小説を読むことは、読むことで作品世界に関する情報を少しずつ得て、それを想像力によって頭の中にバーチャルなひとつの世界として組み立てる…

加藤典洋『テクストから遠く離れて』

今日は「III 『仮面の告白』と「実定性としての作者」」を読み進めた。基本的に小説と一部のマンガ以外の本はここに書かないことにしているのだけれど…。著者は、三島由紀夫は自伝小説である『仮面の告白』を書くことで、戸籍上の本人である「平岡公威」を抹…

岡野玲子/夢枕獏『陰陽師』1

おもしろいのだが、少年漫画の画風やコマ割りに慣れていると、岡野玲子の画はちょっとキツイんだよなあ。ちなみに岡野玲子、ぼくとおなじ茨城の古河出身である。渡辺徹、作家の永井路子とおなじ。 一年少々前のことになるが、退行催眠で過去世を見てもらった…

社会科、大好き。

九時起床。いや、八時には目が覚めたのが起きられなかった。その間、花子は延々とぼくに起きろ起きろと言いつづけた。鳴くわ噛むわ踏んづけられるわの大騒ぎである。 今日は休養することに。午前中は小雨がぱらつく中、近所の公園に埋まっている我が家の歴代…