わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

社会科、大好き。

 九時起床。いや、八時には目が覚めたのが起きられなかった。その間、花子は延々とぼくに起きろ起きろと言いつづけた。鳴くわ噛むわ踏んづけられるわの大騒ぎである。
 今日は休養することに。午前中は小雨がぱらつく中、近所の公園に埋まっている我が家の歴代愛鳥たち(インコのうりゃうりゃ、ハチ、きゅー、そしてスズメのポン)の墓参りをしてから、おそらく荻窪界隈では一番上品でおいしいのではないか、というパン屋「ムッシュ・ソレイユ」へ。蜂蜜とゴルゴンゾーラのパン、鴨肉をシーチキンのようにしたもののサンドイッチなどを購入してから帰る。小一時間の散歩となった。
 空は青空こそ見えぬが明るい。時折陽が強くなり、路上に自分たちの、そしてすれ違う人の影が、濃くはないものの、形はしっかりわかるくらいの確かさで、移る。その影はたちまちアスファルトに飲み込まれるようにして消えてしまうが、その瞬間だけ陽の光をある程度は直接的に浴びることができたのはうれしい。だが、その一方で雨もぱらついている。
 十二時過ぎ、帰宅し玄関に入るや否や、急に雨足が強くなった。「家に着いたのなら、もうガンガン降らせてもいいでしょ」と空に言われているような気分だ。
 午後は読書を黙々と。いつの間にやら雨は止んでいた。
 夜、西荻窪駅で義母が実家に帰ったので木曜までひとり暮らしとなっている義父と待ち合わせ。「さい炉」で、義父、カミサン、ぼくの三人で飲む。地理や歴史の話に花が咲く。義父は日本史や日本地理に驚くほど詳しい。勉強になる。