わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-05-24から1日間の記事一覧

古井由吉『聖耳』

1999年から2000年にかけて発表された連作短編集である。「夜明けまで」を読みはじめる。片目を手術した主人公は、病院の眠れぬ夜のあいだに夢か幻影か想念かはっきりわからぬ何かを見る。手術して恢復していない目が幻影を見ているのか、そう(書いてはいな…

Japan「The Very Best of」

十歳のころから聴きつづけている。X JapanのHIDEも、ラルクのHYDEやKENも、LUNA SEAのSUGIZOも、みんなJapanで育った。近ごろのデヴィッド・シルヴィアンの作品は難解さと閉塞感(孤高感といったほうが正確か)が強すぎるてらいがあるが、Japanには商業主義…

The ghosts of my life grew wilder than the wind

六時四十五分起床。午前中から神田にて某金融団体パンフレットの打ち合わせ。ちゃっちゃと済ませ、荻窪に戻る。駅の改札を抜けると、無性に本屋へ行きたくなった。ほしい本は今のところない。おもしろい本を見つけられる、と直感が教えてくれているのだろう…