2006-06-10から1日間の記事一覧
古井氏の他の作品に比べて詩的な感じが強いのは、視覚に異常が生じ大きな手術を経てようやく視力を取り戻した語り手(おそらくは作者)が、眼ではなく耳で、自分を取り巻く世界を読み取ろうとしているからか。言葉は、文字と音とで感じ方が微妙に異なる。そ…
十時起床。昨日の日記にも書いたが狭い部屋、狭い視野で同じことばかりを考えつづける日が長すぎたのか、かなり疲れていたようで、九時まではまるで目が覚めなかった。 午前中は掃除。猫が二匹もいるせいか、油断していると部屋のあちこちが埃だらけになる。…