わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-02-18から1日間の記事一覧

Palm TXがまた挙動不審

良品交換してから一ヶ月。絶好調だったTXがちょっと挙動不審。三分以上連続で使用すると、なぜか画面が壊れかけた古いテレビのようにノイズが走り、チラチラするのだ。スプラッシュ状態、とでもいおうか。バックアップを取り、予備機のTungsten Cにデータを…

伊藤比呂美『伊藤ふきげん製作所』

とんでもないスローペースで読んでいる。 娘たちの姿勢。そうか、姿勢は体だけでなく、生き方そのものも語るのか。 言葉では読み取れない部分を読み取り、それを言葉として表現すること。これが、文学の神髄なのかもしれない。と、この姿勢について書かれた…

小池昌代『タタド』

表題作、読了。中年男女四人の乱交じみたシーンの描写で物語は終わる。交わるという行為に、死のイメージがまとわりつく。そして、その死のイメージが逆説的に壮年の生を浮き立たせ、その価値を証明しているようにも読める。本作は、半分以上生きてしまった…

乖離

土日は毎日八時間ほど寝ていた計算になる。それが月曜になると約三分の二に減る。意図的に減らしているのではなく、体が五時間と少々寝れば十分、浮いた時間は仕事なりなんなり自由に使ってくれ、と精神の方に気遣ってくれているように思える。心と体が乖離…