日照最後の作品は、後ろ脚のない農耕馬。後期、日照は物質文明を鋭く批判するようになるが、自分もその波に飲み込まれそうになっている。そのあやうさのなかでの、土への回帰。農耕馬を通じての自己確認。しかし日照は、馬に自己を完全に重ね合わせることができなくなっていた。そのもどかしさがテーマだったんじゃないかなあ
日照最後の作品は、後ろ脚のない農耕馬。後期、日照は物質文明を鋭く批判するようになるが、自分もその波に飲み込まれそうになっている。そのあやうさのなかでの、土への回帰。農耕馬を通じての自己確認。しかし日照は、馬に自己を完全に重ね合わせることができなくなっていた。そのもどかしさがテーマだったんじゃないかなあ