わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ギャルリ カプリス「小沢良吉 個展 —「日本語の故郷」出版記念特別展—」

 日本の季節の美をテーマにした唱歌入り画集の原画展。ご本人にお会いしたかったのだが、残念ながら不在。御歳七十九歳のご高齢にも関わらず、まだまだ現役として精力的に活動されている。静寂の中に躍動感の感じられる、線の走った猫作品。素晴らしいのだけれど、どれも一点15万とか、それ以上の値が付いているのでほしくても買えまへん…。先生、若い頃はぼくの敬愛する藤田嗣治と交流があったそうだ。ギャラリーのオーナーの話では、藤田に「小沢君、50号くらいの絵、一晩で描けなきゃ画家とは呼べないよ」なんて言っていたらしい。


唱歌ゑほん日本語の故郷
作者: 小沢良吉
出版社/メーカー: 小学館
定価: 2,100
発売日: 2007/03
メディア: 単行本