六時三十分に一度目が覚まし上体を起こしたが、そのままの姿勢で五分ほど意識を失ってしまった。足は二本とも揃えてまっすぐに前へ延ばしている。腰から上体は三角定規の90度のところのようにピシリと曲がり、まっすぐに伸びている。そんな几帳面な姿勢だったと記憶している。この姿勢を保つには気を遣うはずだ。にも関わらず、寝た。まだ眠かったらしい。目覚し時計のスヌーズ機能がなかったら、その姿勢のまま何十分寝ていたことか。これが他人の出来事だったら、ヘラヘラと笑いながらじっくり観察と行きたいところだが、自分のことだからそうもいかない。幸いなことに、二回目のアラームでしっかり目を覚ますことができた。花子よ、こういうときこそ起こしてくれ。
某生命保険会社キャンペーン、某IT企業PR誌など。外は曇りがちなものの、ちぎれちぎれの雲からのぞく青空はようやく秋めいてきて、夏の空よりも淡いが高く、広く感じられる。
夕方、外出。渋谷のBunkamuraオーチャードホールへ。デヴィッド・シルヴィアンの来日公演。詳細別項。
夜はおでんを食べた。外に食べに行ったのではなく、家で。
