六時三十分起床。この冬一番の冷え込みだ、と「めざましテレビ」の皆藤愛子が伝えている。テレビの画面が映し出すお台場だかどこだかの空は地平あたりが黄色く霞み、天頂に近づくにつれ白くなり、いつのまにか淡い青空に変わっている。慌てて身支度し、外へ出てみる。屋根ばかりが折り重なり地平など見えない西荻窪の空では、あの微妙なグラデーションを見ることはできない。しかし、この空もお台場の空も、おなじ地球の空だ。
某インテリアメーカーカタログ、ようやく終了。つづいて某金属メーカー会社案内。こちらはまったく納期が見えない。某企業(業種書けない)ウェブサイト、こちらも先は不透明。最近は、極端な短納期案件と先の見えないマラソン案件の二極化が進んでいる。クライアントが仕事の優劣を明確にした上でプロジェクトを進めた結果なのだろう。
朝にちょっとだけ外に出た以外は終日書斎に籠っていたので、尻が痛んできた。十九時過ぎ、気晴らしと尻の血行改善のために散歩へ。西荻窪駅前のベーカリー「リスドオル・ミツ」を覗いたら、ひさびさにライ麦バケットにお目にかかれた。1本399円と高価なフランスパンだが、うまいので購入。基本的にこのベーカリーのパンは生真面目すぎて楽しくないのであまり好きではないのだが、馬蹄型のパンとこのライ麦バケット、それから「ブーレン・ノア」というイタリア産のチーズの入ったパン(これもめちゃくちゃ高い)の3つはお気に入り。