わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

松浦寿輝『もののたはむれ』

 「アノマロカリス」。一瞬の恋と、化石に封じ込められた永遠の時間。その対比。
 「鳥の木」。あれは本当に起きたことだったのだろうか……の三連発。「あれは本当に起きたことだったのだろうか」って、幻想文学の基本だよなあ。

もののたはむれ (文春文庫)

もののたはむれ (文春文庫)