わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

佐伯一麦『誰かがそれを』/青山真治『帰り道が消えた』

 どちらも短篇集。「群像」の書評でなかなか高く評価されていた。佐伯さんは大作『ノルゲ』がすさまじかったが、閉塞感が強いのにしっかり抜け道が見つけられるような気がしてくる初期の作品も気に入っている。青山真治という作家は、名前は知っていたけれど作品を読んだことはない。ちょっと調べたら、手元に残っている「群像」2009年10月号に短篇が掲載されているようなので、読んでみようかな。

誰かがそれを

誰かがそれを

ノルゲ Norge

ノルゲ Norge

帰り道が消えた

帰り道が消えた

サッド・ヴァケイション

サッド・ヴァケイション

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