六時起床。暑さで熟睡できなかった感覚があるのだが、何度も目が覚めたという記憶はないのだから、この感覚は、暑い朝という状況が生み出したある種の妄想なのだろう。汗で体がベタつくので、朝から湯を浴びた。
終日書斎で仕事。午前中は鉛筆を握ってコピー用紙の裏にひたすらアイデアを書き散らし、午後からそれをMacで清書した。
十五時ごろだったろうか。ゲリラ豪雨。空は晴れているのに、雨足は夕立、いや嵐のようだ。七年前の洪水を思い出してしまう。
夕方、散歩へ。雨上がりの湿った空気が肌にまとわりつき、喉から肺にかけてのあたりで停滞する感じ。湿気が前進の毛穴という毛穴に詰まってしまったようだ。
夕食は久しぶりにししゃもを食べた。うまいなあ。