わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

霜柱の東

 五時五十分起床。目覚めた瞬間から騒ぐ花子に辟易しつつ、そしてなだめつつ身支度。冷え込みは一段と厳しく、ニュースでは、都内で霜が降りただの霜柱が立っただの、十二月とは思えぬ気象的な現象を次々と紹介していた。関東ローム層は霜柱が立ちやすいらしい。子どものころはこれを踏みつぶすのが楽しくてしかたなかったが、西日本出身の人は、こんな経験はしたことがないのかもしれない。
 仕事。某製薬会社の案件。オーダー内容自体、難易度が高いというのに、巻きは入るわ、後からどんどん与件が変わるわ。目まぐるしく状況が変化しつづけているが、夕方にはなんとか形にすることができた。
 夕方以降はやや時間ができたので、久々に西荻の町を散歩。過度なクリスマスイルミネーションをする家庭は年々減っているようだが、時折、映画「トラック野郎」よりも激しい電飾の家を見かけると、つい顔がほころんでしまう。微笑ましいというのではない。苦笑に近いが、苦笑そのものではない。圧倒されてつい笑みが漏れる。そんな感じか。
 夕食はマグロとアボカドと納豆のあえものを食べた。マグロの残りを猫たちに与えた。麦次郎は大喜びで食べたが、花子はどういうわけか食べない。