2017-04-16 三浦雅士「言語の政治学」(10)死の視線 読書日記 評論 思想 日本文学 「群像」2017年5月号掲載。司馬遼太郎「街道をゆく」に見受けられる「俯瞰」の視点と止観との関連性、そして吉田健一や小林秀雄との共通性。小説と評論の混在したような独特の世界観。シバリョウのカメラの焦点を自在に変えるような文体とユーモア感覚についても言及しているのだけれど、恥ずかしながらシバリョウって読んだことないんだよなあ。これを読んで、ちょっと関心が高まった。 群像 2017年 05 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 街道をゆく 16 叡山の諸道 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/10/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 三浦雅士の作品はこちら。