日曜美術館のアートシーンや、「美術手帖」だったかな、のサイトで紹介されていて気になったので行ってみた。メインで使われているのは鉄。近くで見ると切断したり溶接したりビス留めしたりガラスをはめ込んだり、とかなり無骨な作り方をしているというのに、いずれも数メートルはある大きな彫刻たちはなぜか軽やかで、生命的で、かつ都市のようにも見える。都市とは人々の生活の集合体だが、そのための場でもあり、場としての都市は無機質だ。だが、有機的である。そんな都市のような二面性を、今回の作品からも感じた。
常設展も見応えあったなあ。
▼府中市美術館のサイトより。