わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

断片を集めるようにして

 五時二十分、尿意で目が覚めた。トイレを済ませてから二十分ほど布団の上でウダウダしてから起床。暖かな朝。暖房が必要ない。

 今日は仕事はオフ。午前中は掃除に精を出す。妻が昨日吉祥寺の「ナマステカトマンズ」で買ってきてくれたサモサとナンのサラダロールで昼食。

 午後は外出。妻用のオフィスチェアが欲しくて新宿の大塚家具に行ったが、イマイチだったので買わず。世界堂で画材、文具など。平日と同じくらいしか人がいない、と妻が言っている。たしかにそんな感じだ。その後、丸井にあるワコムショールームで妻がペンタブレットを試用。CGでは基本的には絵は描かず、自作をデザインしたり加工する際に使う程度だから、液晶タブレットは不要、複雑な機能も必要ないのでシンプルなものがいいという結論。帰宅後、早速Amazonでポチった。

 

 

 夕食は伊勢丹の地下で買った天丼。

 

 井戸川射子「膨張」。単純にアドレスホッパーを題材にした小説なのかと思いきや、読み進めるうちにこれは、現代社会の生きにくさや苛立ち、悲しみ、そして無力感を、断片を集めるようにして重層的に描いた作品なんだという気がしてくる。もっとも、そんな作意があふれているタイプの小説でもない