五時四十分起床。習字をしている夢を見た。長くて柔らかい筆にたっぷりと墨汁を付けて一気呵成に何かを書いた。だが、なんと書いたのかは覚えていない。創作したひらがなだったような気がするが、確信はない。確かめようもない。
仕事。年度末の慌ただしさがここ数日つづいている。気を抜くとたちまちボロがでる。だから気を張りつめて仕事する。しかしそれでは息抜きの時間がないから、やたらと疲れる。妙な、そして微妙な疲労がたまりはじめる。
午後、税理士の事務所へ。決算の打ち合わせ。ありがたいことに、黒字で終わることができた。液で鯛焼きを買って帰宅。うまし。
夕食はいろんなおかずを少しずつ。主食は、義父母から(なぜか)いただいた赤飯を食べた。
前田司郎『誰かが手を、握っているような気がしてならない』。神と対話のできる少女。だが、今のところは崩壊家族の家族の様子を追っていると思える。