微かに焦げの

　六時三十分起床。眠い。冷え込みも日々少しずつ厳しさが重なる。だが日差しは明るい。布団を干そうかと思ったが、どうやら近くで火事があったようで、けたたましいサイレンの音と共に、微かに焦げのような臭いをまとった風が吹き込んでくるので、やめておいた。

　午前中は掃除。午後は仕事。

　夕方は牛すね肉でカレーをつくった。圧力鍋で30分、香味野菜のすりおろしとトマトジュースで煮込んだ。水は一滴も使っていない。

↓調理中。圧力鍋から普通の鍋に移した。

古井由吉「その日のうちに」

「群像」2017年12月号掲載。自身がモデルらしき語り手の度重なる手術と仕事に関する記述から、過去の病院での記憶へ。珍しくオイディプスなどのギリシア悲劇について触れている。老いや死に真っ正面から向かい合ったここ数年の作品と異なり、生や記憶に対する妙な距離感が感じられる。浮遊的な距離感ではない。地に足のついた客観、というか。

群像 2017年 12 月号 [雑誌]

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リベンジの冷蔵庫

　五時三十分、自然に目が覚めてしまう。今日は完全休日の予定なのでさほど早起きする必要もない、ということで六時十五分まで寝てみるが、意外に寝られない。

　午前中は掃除。そして冷蔵庫の再搬入リベンジ（先週はキッチンの食器棚の位置が問題で設置できなかった）のための準備。十一時三十分、配送業者到着。担当者に確認していただく。今度は大丈夫とのこと。安心して設置していただいた。そして冷蔵庫の中のモノを入れ直したり、一時的にずらした食器棚を直したり、であっという間に一時間が過ぎた。買い出しに出かけてから、ちょっとだけ遅めの昼食。

↓セッティングしてマグネットとか貼ったりすると、もう生活感たっぷり。全然新品感がないな。庫内は広々。使いやすいが、まだ扉が固い。

　午後はためこんでしまったシャツのアイロンがけ。録画したまま、大量にたまっている「タモリ倶楽部」を見ながら作業。男性の裸体彫刻の股間の表現に関する考察がすばらしかった。確かに子どものころからめっちゃくちゃ気になっていたのだが、それを突き詰めて考えたり調べたりしようとは思わなかった。

↓メインは吉祥寺ゆかりの北村西望だったのだが、図録、みんな古いし少ないのね。

北村西望彫塑大成 (1976年)

北村西望作品集 (1966年)

 　夕食後、ランニングへ。十月十七日以来、約一カ月ぶりとなる。天気に恵まれなかったり、網膜裂孔で運動禁止になったり。11.2kmを、1時間9分。こんなもんだな。

今日の事件簿

• 巨大な段ボール事件
• 不要なペンを差し上げた事件
• ひとりキノコカレー事件
• フレーム太めのサングラスを試してみる事件
• あんクロワッサン事件
• ありがたいありがたい事件
• 仙台はよさそうだ事件
• 牛タン弁当うまうま事件

主に使っているペンはコレです。

ステッドラー マルス テクニコ 芯ホルダー 780 C

トンボ鉛筆 シャープペンシル モノグラフゼロ 0.5mm ライム SH-MGU51

トンボ鉛筆 シャープペン モノグラフ0.5 DPA-132A スタンダード

ぺんてる 水性ペン トラディオ プラマン TRJ50-A 黒

ぺんてる 使いきり万年筆 プラマン 黒インキ JM20-AD

ぺんてる ゲルインキボールペン ノック式エナージェル 0.5mm黒 BLN75Z-A

ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル ノック 0.5 BLN75PW ホワイトピンク

砂漠だの下痢だの

　五時四十五分起床。草原の夢を見た。それ以上は覚えていない。昨夜、テレビでサハラ砂漠を見た反動だろうか。強い北風の音が壁越し窓越しに伝わってくる。夢と記憶と現実とが混乱し、ここがどこだかわからなくなってくる。

　仕事。某案件の企画。考えれば考えるほど混乱し、メモの文字数、枚数が増えていく。

　夕方、軽い腹痛。バリウムを飲むと腸内環境がおかしくなるようで、数日は下痢だの軟便だのに苦しめられる。これもその症状の一部か。だが夕食はしっかり食べた。

↓今日の仕事のパートナー。最近のお気に入り。

ぺんてる 水性ペン トラディオ プラマン TRJ50-A 黒

今日の事件簿

• やっぱりちょっと目がツラい事件
• PCメガネとサングラスで保護することにした事件
• ベーカリー「吟遊詩人」のシュトーレンが気になる事件
• やっぱりD.Gripは逆に手が疲れる事件
• トナーリサイクル事件
• ゴ、ゴルチェのサングラスがプレミアついてるじゃん事件
• やっぱりAMEX GOLDは別格じゃん事件

ジャン=ポール・ゴルチエ~コレクション前夜 [DVD]

金井美恵子『カストロの尻』

「胡同の素馨」。男の手元に残る古い書籍。物語のようだが、内容は限りなくシェイクスピアに近い。読み進めるほど、映画や芝居の世界に、活字を通じて深く埋没していくような感覚に襲われる。

カストロの尻

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