わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

今日の事件簿

  • 血はほぼ止まったが夜中に痛んで目が覚めた事件
  • ボルタレン飲んだけど喘息は大丈夫だった事件
  • ポチコロベーグル事件
  • コープの野草茶飲むとやっぱり咳が出る事件
  • バナナクッキーがベリーバナナ事件
  • 予定よりは早めに進んでいる事件
  • 藤田嗣治ブームってわけではないけどね事件

 

 

藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

 
もっと知りたい藤田嗣治(つぐはる)―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたい藤田嗣治(つぐはる)―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

 

 

 

うずかぬように

 五時四十五分起床。昨日処置した歯ぐき、まだ出血がつづいている。

 朝から外出。総武線の遅延にひやひやしながら飯田橋へ。某案件で得意先を訪問。なんとか間に合った。

 後楽園で昼食をとってから、小石川で本日二本目の打ち合わせ。午前中は通販関連だったが、午後はアート系。このころには、もう出血は止まっていたようだ。

 池袋のジュンク堂で資料探しをしてから帰宅。そして作業。

 「探検バクモン」を見ながら昼食。ファッション・服飾の専門学校を取材。愛する山本耀司の母校だ。

 食後はスローペースで筋トレ。激しくやると傷口がうずく。

 

 読書は佐藤洋二郎「光」(「群像」2018年7月号掲載)をようやく読了。高齢者の生命賛歌、というより、生存讃歌、かな。

 

 

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

 

 

 

沈黙の神々

沈黙の神々

 
沈黙の神々〈2〉

沈黙の神々〈2〉

 
猫の喪中

猫の喪中

 
夏至祭 (講談社文庫)

夏至祭 (講談社文庫)

 

 

 五時四十五分起床。

 朝イチから仕事。午後は新宿へ。得意先訪問。暑い。

 戻ってから少し作業し、十六時三十分、歯科医へ。歯ぐきの腫れの原因究明と治療のために麻酔を打って歯ぐきの奥深くに器具を入れてなにやらグリグリと。一時間にも及んだ。原因は、歯根ではなく歯ぐきの深い部分に雑菌が入り、そのまま骨まで浸食していたとのこと。わずかなのだろうけれど骨に穴が空いていて、放置していたらそれが顔面に回って蓄膿やら何やらややこしい歯科以外の病気を引き起こす可能性があったらしい。歯ぐきはこれですぐ落ち着くはずだが、骨の穴は治るまで数カ月かかるだろう、とのこと。抜歯とおなじくらいの疲労。出血もわずかだがまだつづいている。

 というわけで、戻ってからは仕事も読書もできず。日記は治療記録のためになんとか書いた。今日は早めに寝ます。

 

 

こんなんじゃなおらん―するってぇと歯科学

こんなんじゃなおらん―するってぇと歯科学

 

 

辟易と

 五時四十五分起床。走った翌日は、疲労が残っていると目覚めが悪い。厳密にいうと目覚めではない。目覚めた後の身体の重さに辟易とするのだ。

 仕事。某公共系案件の企画。昼食後、事務処理のために銀行へ。梅雨の中休みの暑さに、そして銀行の混みっぷりに辟易とする。その足で打ち合わせのために九段下へ。少し早く着いたので、タリーズコーヒーで水出しアイスコーヒー。うまいな。

 夕方は仕事再開。某公共系案件を進める。が、あまり前進した実感がない。作業中の妻にアトリエから閉め出された葵がずっと騒いでいた。

 

 読書は佐藤洋二郎の短篇「光」(「群像」2018年7月号掲載)。ベテランだが、たぶん初めて読む。平易で読みやすい文体で、老いた現在の自分と学生時代の自分の記憶とを、瞬時に往復する。その時間移動は鮮やかなのだが、後悔や思い悩む様子が重く、その緩急に魅力を感じる。思い出とは、そういうものだ。

 

 

 

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

 

 

 

神名火[文庫] (小学館文庫)

神名火[文庫] (小学館文庫)

 

 

 

妻籠め

妻籠め

 

 

 

人生の風景

人生の風景

 

 

梅雨の花

 六時二十分起床。女優の旧ミムラ・現美村里江が夢に出てきた。

 布団に入っている間は静かに雨音が響いてきたがいつしか途絶えた。だが陽は射さず、もう一度降るか、降ったり止んだりを繰り返したりか、そんな調子なのではないかとなんの根拠もなしに考えていたのだが、昼には雲は多く残るものの、梅雨の中休みという言葉がいかにも似合う晴れ空となった。こうなると、早めに咲きはじめたノウゼンカズラやらタチアオイやらがよく映える。百合もあちこちで開きはじめた。目線を少し落とすとクチナシの花が枯れはじめ、さらに落とすとドクダミの花が完全に枯れていた。

 午前中は掃除。そして杉並区長選挙、区議会議員補欠選挙

 クイーンズ伊勢丹で買った天丼、太巻き、アサリの炊き込みごはんを妻とわけっこして昼食。

 午後は中沢新一「レンマ学(6) レンマ的無意識」(「群像」2018年7月号掲載)を読む。レンマという考え方(認識論?)とフロイトの深層心理の共通点。だがフロイトのいう深層心理はレンマの一端でしかなく、さらに深い心理の部分にレンマが展開されている、ということなのだと思うのだが、理解しにくかったなあ。

 

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

 

  

アースダイバー 東京の聖地

アースダイバー 東京の聖地

 

  

チベットのモーツァルト (講談社学術文庫)

チベットのモーツァルト (講談社学術文庫)

 

  

雪片曲線論 (中公文庫)

雪片曲線論 (中公文庫)

 

 

『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)

『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)

 

 

 夕方はランニングへ。13.6kmを1時間21分。ひさびさにサポーターやタイツ、そして特殊インソールといったものをすべてナシで走ったのだが、まったく問題ナシ。この時間に走ると散歩中のいろんな犬を見ることができてたのしい。上井草ではウグイスの声を聞き、自宅近くを流れる善福寺川では、かなり育ってきたカルガモの子どもたちを見かけた。

 夕食は和食いろいろ。食べながら見た「日曜美術館」が、フランス人のジャーナリストなのかな、女性が日本の美術館をめぐる企画をやっていたのだが、外から見た日本文化がいかにもステレオタイプ的ではあるのだが、実は日本人以上に様式や変化、もてなしといったことに敏感な人だったので、美術館の、気づいてはいるがぼくらが十分に言語化・意識化できていないことにたくさん気づいてくれていて、それを海外の観光客たちに発信しているというのは、ありがたいことだし、その本を読んでみたい、と少し思った。ロバート・キャンベルパンツェッタ・ジローラモも出ていた。

 

 

井浦新の日曜美術館

井浦新の日曜美術館

 

 

▼手。

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今日の事件簿

  • 葵は朝から遊びたい事件
  • ちくわの磯辺揚げ事件
  • めんつゆ多過ぎ事件
  • 結局今日も働いている事件
  • 夜はAmazonプライムで「東京物語」を観た事件(原節子はいいね、笠智衆はにやけている演技が絶妙、そしてこの映画ってスリルあるよね)

 

 

 

 

 

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今日の事件簿

  • 仕事は現在先回りモード事件
  • パン買いすぎたけどうまいよ事件
  • 児童用と鉄道?事件
  • ありゃま仕切り直しですか事件
  • それは経営的には正しい判断事件
  • メガネメガネ事件
  • ミックスフライ状態事件
  • 惹句師さんおもしろいね事件
  • 佐藤洋二郎は初めて読むかも事件

 

 

 

 

関根忠郎の映画惹句術

関根忠郎の映画惹句術

 

 

惹句術―映画のこころ

惹句術―映画のこころ

 

 

 

神名火[文庫] (小学館文庫)

神名火[文庫] (小学館文庫)

 
妻籠め

妻籠め

 
人生の風景

人生の風景