わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

そればかりではないらしい

 五時四十五分起床。昨夜はパニック状態だったがエアロバイク、風呂、睡眠の三点セットのおかげか状況はかなり落ち着き、今朝はいつも通りの目覚め。晴れていたので布団を干した。

 仕事。某案件の構成、コピー。異様に細かくなってしまった自作のラフ、そして膨大な、というよりも散乱したようにまとまりのない資料とのにらめっこ。

 午後、郵便局へ。ついでに商工会議所の杉並支部に顔を出し、入会するとどんなメリットがあるのか、説明を聞いてみた。新しいことに挑戦してみたくなり、こういう団体がきっかけや支えになって道が開けることもあるのかと気になった次第。お堅くて保守的なイメージをもっていたが、そればかりではないらしい。

 夕方は例の散乱案件のつづき。

 独立したての頃にお世話になったTさんにメールしてみたら、近々食事することになった。楽しみだ。

 

 

経営者のための商工会・商工会議所150%トコトン活用術 (DOBOOKS)

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最新版 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DOBOOKS)

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工藤庸子「ドン・キホーテからロリータへ ——大江健三郎と「晩年の仕事」」

「群像」2019年11月号掲載。大江健三郎ノーベル文学賞受賞後、特に2000年代ということになるのかな、の作品論。『おかしな二人組』『美しいアナベル・リイ』『水死』といった作品から、今のところ最新作であり大江自身は最後の小説と言っている『晩年小説集』までが対象。工藤庸子の文章を読むのは初めてだ。まだ読み始めたばかりなのだけれど——こんなに躍動的な、少女がスキップしているみたいな文体の評論、衝撃的だよwww。

 

群像 2019年 11 月号 [雑誌]

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女たちの声

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水死 (講談社文庫)

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燃えあがる緑の木〈第1部〉「救い主」が殴られるまで (新潮文庫)

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晩年様式集 (講談社文庫)

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美しいアナベル・リイ (新潮文庫)

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『「おかしな二人組」三部作』

『「おかしな二人組」三部作』

 

 

陶酔

 五時四十五分起床。晴れた空の青さが心地よい。朝から窓を全開にした。

 仕事。某美容系案件の構成案作成。着手する前まではどうしたらいいのかさっぱりわからなかったのだが、ペンを走らせ、消しゴムで消し、もう一度書き、描き、と手を動かし始めると、それなりに何かが見えてくる。夕方にはそれなりに形になった。しかし、こんな時こそ快調に働いたアタマを、いや自分自身を一度冷静になって振り返る必要がある。表面的な快調さに、つい勘違いする。ろくでもないアイデアを、やっかいな自己陶酔に溺れながら、溺れていることに気づかぬまま、前へ前へと進めてしまう。こうなると、もう戻ることはできない。戻るという発想はおろか、立ち止まることすら忘れている。

▼愛用品。あれこれ試してみても、結局コレに戻ってしまう。だから先日、使わなくなったシャープペンシルを10本ちかく処分した。しかし、このシャーペンだけでも色違いを含めて5本持っている。ははは。

ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.5mm Q1005-1 ブラック

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 夕方、妻と軽くウォーキングへ。ついでに明日の昼食用のパン、朝食用のフルグラと豆乳、バナナを買った。

 夜は、もう三ヶ月くらいつづけている「NIKE TRAINING CLUB」アプリの「ピッチパーフェクトアブ」というエクササイズ。腹筋や体幹、そして四肢の筋力アップと持久力アップのプログラム、全20分という構成なのだが、自分にはかなりツライ。終了すると疲れすぎて腑抜けになり、入浴したら例によって湯船で眠ってしまった。

 

Nike Training Club

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偶然/睡魔

 五時四十五分起床。雨。

 九時三十分、濡れながら新宿へ。某案件のプレゼン。宿題が発生。要するに追加検討してほしいというオーダーがでたということ。早々に次の打ち合わせ場所の後楽園に向かい、カフェで作業。そして昼食。神保町にある制作会社から打ち合わせしたいと連絡が入る。今日なら伺えると回答。

 十三時、打ち合わせ。一本だけの予定が二本になった。ありがたい。ロビーで偶然、ブランディングコンサルタントのOさんに会う。顔を合わせるのは一年ぶりくらいかも。

 神保町へ移動。雨足は強い。またまたカフェに入り、仕事。十五時、本日最後の打ち合わせ。エントランスで偶然Kさんを見かけてご挨拶。今日は偶然が多い。

 戻ってからは作業。件の追加検討についてはなんとかまとめることができた。

 慌ただしすぎたせいか、今、猛烈に眠い。

 

 

展転

 六時起床。曇天。体調がよければランニングを、というつもりだったが、金曜の喘息発作の名残のようなものが軽く尾を引き、まだなお気管支がざらついているような感覚が残っている。再発させたら元も子もない。ランニングは諦め、埃に気をつけながら掃除に精を出す。ベランダの窓の網戸の滑りが悪くなっていたのだが、泥をきれいに掃除し、シリコンスプレーをかけたらかなり改善した。

 午後は妻と外出。六本木の国立新美術館で妻の恩師の作品が入選したとかで展示されているという二紀展へ。調べると、絵画と彫刻のより自由な表現を目指して設立された団体の公募展らしい。それほど大きな展覧会ではないのだろう、と勝手な先入観を抱いて見に行ったのだが、膨大な数が展示されており、結局三分の二ほど見たところで全点鑑賞を断念してしまった。妻の恩師の作品は、縄文時代に思いを馳せたような内容。この作品もそうなのだが、全体的にシュールな作風のものが多かった。二十世紀前半ならかなりアグレッシブで先進的だったのだろうけれど、今はこれが絵画の世界のスタンダードなのだな、と再認識。

niki-kai.or.jp

 

 つづいて、すぐ近くの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「虫展」へ。体調不良だの急な仕事だの雨だので魔が差しまくっていたが、ようやく見ることができた。昆虫の生態、身体機能、そして多様性を「デザイン」の観点から紹介する展覧会。エンタテインメント性の強い体験型の展示が多く、子どもたちは大興奮だった。もう少し時間をかけてゆっくり見たかったなあ。

www.2121designsight.jp

 

 夕食は中華弁当でちゃちゃちゃっと済ませた。