わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-11-19から1日間の記事一覧

安彦良和『古事記巻之二 神武』読了。

タケノツノミが暗殺され、物語はいったん終幕となる。神話を歴史に読み替える作業が、ここでもう一度、一瞬だけであるが神話に還る。しかも、その神話は愛に支えられている。うーん、安彦良和、本作ではひょっとしたら神話の歴史化という作業への意欲をもつ…

古井由吉『山躁賦』

「千人のあいだ」読了。主人公は、もともとは川の流れる谷だった町にある寺に一泊し、そこで夢を見る。夢に登場するのはいかめ房。うーん、ただひたすら描写描写描写。時系列は混濁している。書きたいことから書き、おもしろいことはあとに残しておく。そし…

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よだれとくるまり

花子、顔を撫でるとよだれを垂らして喜ぶ。エリザベスカラーのために自分で手入れできないのが相当なストレスらしい。 麦次郎、午後はずっとホットカーペットの上で毛布にくるまって寝ていた(写真)。 ぷちぷちは相変わらず。換羽などまるで気にしていない。

くりぃむしちゅ〜

八時四十五分起床。気づけば花子が腕枕で寝ている。いっそう冬めいた冷え込みに辟易し、人肌で暖を取ろうとしたのだろう。これでは起きるに起きられない。だが、ちょっと声をかけたらすぐに起き上がり、どこかへ行ってしまった。 母から電話。父が網膜剥離ら…