わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

爆睡/廃棄

 七時起床。今年のはじめごろは極端な短眠、一日三時間でもへいちゃらということも多かったが、ここのところ爆睡型に変わっているようだ。夏休み前までは五時間というところだが、事務所機能を自宅に移してから少しずつ増え出している。昨夜は洪水のせいで徹夜したから仕方ないが、七時間たっぷり眠ってしまった。『神との対話』によると、睡眠とは魂があの世に戻るための時間だそうで、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏も「猫ヶ島」のしまちゃんもおなじことを言っている。タマシイの問題なら仕方ない、と割り切りたいところだが、根が貧乏性なのだろう、眠りすぎるのがもったいない、と考えてしまう。
 日中は某社CI企画、証券会社パンフなど。午後、すこしだけ新宿へ。紀伊国屋書店で資料を何冊か購入。
 街中に溢れていた冠水した家財道具の粗大ごみ、ほとんどがキレイになくなっている。区が被災者の粗大ごみを通常有料のところ、無料で優先的に回収したそうだ。ウチのマンションの粗大ごみもかなり引き取ってもらえたのだが、まだ畳約二十枚が残っている。泥水を含んでいるので早くも腐り出したようだ。臭いは我慢するが、おかしな細菌が繁殖して感染症が流行ったりするのがこわい。とくに被災者はみな事後処理で体力を消耗し、免疫力も落ちているのではないか。張りつめた気が緩んだ途端に体調をくずしてしまうかもしれない。早急に処理してもらいたいと切に願う。
 
 野坂『東京小説』。クソババア。
 堀江敏幸イラクサの庭」。飾らぬ言葉で物語を美しくする。これはかなりの技巧が必要。